名前
x_solve_dc_drift - 最適なDCシフトとドリフト推定を見つけます
概要
x_solve_dc_drift [ -Xxbase ] [ -Llbase ] [ -Iignorefile ]
[ -S ] [ -Citeration ] [ -Mmin_nx ] [
-Rwest/east/south/north ] [ -Uuselegsfile ] [ -V ] [
-Bbinfile ] [ -AASCIIfile ]
記述
x_solve_dc_drift はデータベースファイルを読んで、反復法
により、最小自乗法的にデータセットの標準偏差全体を最小にす
る各レグに対する <時刻,COE> の点への最適な回帰直線を見つけ
ます。最後に、補正ファイルが作られます。
-X 代わりに読むデータベースを示します [デフォルトは
xx_base.b]。
-L 代わりに読む legbase を示します [デフォルトは
xx_legs.b]。
-I あるレグについての情報を無視します (悪い等の理由で)。
-S 反復の前に古いDCシフトとドリフトをゼロにリセットし
ます。
-C 反復回数を指定します。デフォルトは対話セッションです。
-M レグに min_nx より多くのクロスオーバーがあるときだ
けドリフトを求めます。
-R この領域の内部の COE だけを考慮します [デフォルトは
世界]。
-U uselegsfile にあるレグからの COE だけを用いて補正を
求めます。
-B バイナリ補正ファイルを作ります (これは xlist や
gmtlist で読むことができます)。
-A ASCII 補正テーブルを作ります。 -A と -B のうち少な
くとも1つを指定しなければなりません。
-V 冗長モードで実行します。
-M オプションの理由は、 COE が少ないとき傾きの安定な解が得
られないためです (例えば、 COE の大部分が港の間の中間で生
じているとき)。しかし、多くの場合 COE の大部分は港の近くで
生じるのでドリフト推定を計算することができます。一般通念か
らはそれが意味をなすかどうかを見るために時系列と計算された
回帰直線をプロットすることを勧めます。
関連事項
gmt(l), x_system(l)
参考文献
Wessel, P. XOVER: A Cross-over Error Detector for Track
Data, Computers & Geosciences, 15, 333-346.
15 Oct 2001 x_solve_dc_drift(l)
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