x2sys_binlist − 航跡データファイルからビンインデックスファイルを作成す る |
x2sys_binlist track(s) [ −TTAG ] [ −Cc|f|g|e ] [ −D ] [ −Nunit ] [ −V ] |
x2sys_binlist は 1 つ以上の航跡データファイルを読み込みヘッダの航跡 ID 及び交差するビンごとに 1 つのデータ行からなる複数セグメントアスキーの航 跡 ビ ン イ ン デ ックスファイル( tbf )を作る。これらの行には lon, lat, index, flags[, dist] が含まれ、 lon, lat はビンの中心の座標、 index は ビ ンの 1 次元の数、 flags は各ビンにおいて利用可能なデータフィールドを 示すビットフラグである。随意の dist は −D を必要とする。入力ファイル は ど のフォーマットでも良いが、 −T オプションで記述されて渡されなければな らない。ビンインデックスの一覧は航跡がどこを通っているかをそのまま表 し た ものであり、データ保管者がクロスオーバー解析で比較されるべき航跡を決 定するなどの航跡クエリー用の航跡データベースを構築するのに使われる。 イ ンデックスを作成する前に x2ys_init を実行してタグを初期化しなければなら ない。 |
tracks |
1 つ以上のバイナリ又はアスキーデータファイル。名前の 一 覧 を与えるには ‘cat tracks.lis‘ を使うこと。名前に拡張子が無い ときはこの TAG に合う拡張子を付け加える。航跡ファイルは最初にカ レ ン ト デ ィ レ ク ト リ 、 次 に( も し 存 在 す れ ば) $X2SYS_HOME/TAG_paths.txt に挙げられた全てのディレクトリから 探 さ れ る [ $X2SYS_HOME が 設 定されていなければデフォルトで $GMTHOME/share/x2sys になる]。 |
オプションフラグとそれに付属する引き数の間にスペースを入れないこと。 |
−C |
1 文字のコードを付けて −D で選択された航跡に沿った距離の 計 算の手順を選択すること(選択する単位については −N を参照)。 |
c ユーザ単位のカルテジアン距離[デフォルト]. |
−D |
ビンごとに航跡セグメントの長さを計算する[デフォルトではこの 段階を飛ばす]。手法については −C を、単位については −N を参照す ること。長さの項目は出力の 5 列目に与えられる( flags の後)。 |
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−N |
必要な距離の unit を e (メートル), k (km), m (マイル), 又は n (海里)から選んで付けること [デフォルトは −Nk (km) ]。 −D を必 要とする。 |
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−T |
他のものの中から定義するためのファイルを設定するデータセッ ト TAG を設定する。 |
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−V |
冗長モードを選択する。標準エラー出力に経過報告を送る[デフォ ルトでは「黙って」実行する]。 |
全 球の 1x1 度間隔のシステムを使って MGD77 ファイル 01030061.mgd77 から ビンインデックステーブルを作成する。 x2sys_binlist 01030061.mgd77 −TMGD77 > 01030061.tbf ビン解像度 30 x 30 分のカレントディレクトリにある全ての MGD77+ ファイル の 航跡ビンインデックスファイルを作成し、各ビンについて km 単位で測地線 距離を計算する。 x2sys_binlist *.nc −TMGD77+ −Ce −D > all.tbf |
gmtdefaults(l) x2sys_init(l) |