GMTDEFAULTS

名前
書式
説明
GMT のパラメータ

バグ
関連項目

名前

gmtdefaults − 現在の GMT のデフォルトの一覧を表示する

書式

gmtdefaults −D[u|s] | −L

説明

gmtdefaults はオプション −D を用いると GMT のパラメータのデフォルトの一 覧を表示する。設定の一部を変更する方法は 3 通りある。 (1) コ マ ン ド gmtset を使う。 (2) 任意のテキストエディタを使ってホーム、 ~/.gmt 又は カレントディレクトリのファイル .gmtdefaults4 を編集する (このファイルが 無 いときは、 gmtdefaults -D > ~/.gmtdefaults4 を実行してシステムのデフ ォルト設定を書き出すこと)。 (3) 任意の GMT コマンドのコマンドライン上で 1 つ以上の −−PARAMETER=VALUE という記述を指定することにより任意のパラメ ータを上書きする( PARAMETER 及び VALUE は以下に挙げるものの任意の 組 合 せ) 。最初の 2 つの選択肢は明示的に元に戻すまで永久的に変更するが、最後 の選択肢は一時的で上書きを受けた単一の GMT コマンドにしか適用されない。 GMT はデフォルトの値を US 又は SI 単位で与えることができる。この選択は GMT の共有ディレクトリの gmt.conf ファイルの内容によって決定される。

−D

システムの GMT のデフォルトを標準出力に書き出す。 US のデフ ォ ルトにするには u を、 SI のデフォルトにするには s を付けるこ と [ −D だけのときは gmt.conf の現在の選択を与える]。

−L

ユーザの現在の有効なデフォルトを標準出力に書き出す。

現在の有効なデフォルトは、もしあれば現在の作業ディレク ト リ の .gmtdefaults4 ファイルから与えられる。それが無ければホームディ レクトリの .gmtdefaults4 ファイルから与えられる。それも無ければ ~/.gmt/.gmtdefaults4 から与えられる。それも無ければ GMT がコン パイルされた時点で設定されたシステムデフォルトから与えられる。

GMT のパラメータ

GMT でユーザによる定義が可能なパラメータの一覧を以下に示す。パラメー タ の 名前は常に大文字で与えられる。パラメータの値は特に断らない限りは大文 字・小文字の区別はされない。システムのデフォルトは括弧 [ SI (及 び US) に 対して ] で与えられる。 * マークがあるものはコマンドラインでも設定で きる (対応するオプションは丸括弧で与えられる)。以下ではデフォルトの距離 や 長さは cm とインチの両方で与えられていることに注意すること。選んだデ フォルトの値はデフォルトの単位の選択に依存する( MEASURE_UNIT 参照)。 c (cm), i (インチ), m (メートル)又は p (ポイント)を付けることにより距離や 長さに用いる単位を明示的に設定することができる。単位を指定しないとき は 、 値の単位は MEASURE_UNIT で設定された単位であると見なされる。プリンタ の解像度 DOTS_PR_INCH は常に 1 インチあたりのドット数すなわちピクセル数 であることに注意すること。いくつかのパラメータは TRUE か FALSE のどちら かの値しか取らない。

ANNOT_MIN_ANGLE

地図の枠と目盛の文字の基線との間の角度がこの最小値(度)よりも 小 さいとき、目盛の文字は描画されない(これはある斜め投影の場合に起 こることがある)。値は 0−90 の範囲で与えること [20] 。

ANNOT_MIN_SPACING

目盛の文字の間隔がこの最短距離よりも短くなるとき、目盛の文字 は 描画されない(これはある斜め投影の場合に起こることがある) [0] 。

ANNOT_FONT_PRIMARY

目盛の文字などに用いられるフォント [Helvetica] 。フォント番号又 はフォント名(大文字・小文字の区別あり!)のどちらかを指定すること 。利用できる 35 種類のフォントは以下の通り。
0 Helvetica
1 Helvetica-Bold
2 Helvetica-Oblique
3 Helvetica-BoldOblique
4 Times-Roman
5 Times-Bold
6 Times-Italic
7 Times-BoldItalic
8 Courier
9 Courier-Bold
10 Courier-Oblique
11 Courier-BoldOblique
12 Symbol
13 AvantGarde-Book
14 AvantGarde-BookOblique
15 AvantGarde-Demi
16 AvantGarde-DemiOblique
17 Bookman-Demi
18 Bookman-DemiItalic
19 Bookman-Light
20 Bookman-LightItalic
21 Helvetica-Narrow
22 Helvetica-Narrow-Bold
23 Helvetica-Narrow-Oblique
24 Helvetica-Narrow-BoldOblique
25 NewCenturySchlbk-Roman
26 NewCenturySchlbk-Italic
27 NewCenturySchlbk-Bold
28 NewCenturySchlbk-BoldItalic
29 Palatino-Roman
30 Palatino-Italic
31 Palatino-Bold
32 Palatino-BoldItalic
33 ZapfChancery-MediumItalic
34 ZapfDingbats

ANNOT_FONT_SIZE_PRIMARY

地図の目盛用のフォントのポイント単位のサイズ(> 0) [14] 。

ANNOT_FONT_SECONDARY

時間軸の第 2 目盛に使うフォント。 利 用 で き る フ ォ ン ト は ANNOT_FONT_PRIMARY を参照 [Helvetica] 。

ANNOT_FONT_SIZE_SECONDARY

時 間 軸の第 2 目盛用のフォントのポイント単位のサイズ(> 0) [16] 。

ANNOT_OFFSET_PRIMARY

ケバの先端から目盛の始まりまでの間隔 [0.2c (又は 0.075i )]。 負 の値にすると目盛が地図の枠の内側に入る。

ANNOT_OFFSET_SECONDARY

第 1 目盛の下端から第 2 目盛の上端までの間隔 [0.2c (又は 0.075i )] (第 1 目盛及び第 2 目盛の付いた時間軸にのみ適用する)。

BASEMAP_AXES

どの軸を描き、また目盛を付けるかを設定する。大文字・小文字の 区 別 があり、大文字の場合は軸と目盛の両方が描かれ、小文字の場合は 軸だけが描かれる [WESN] 。

BASEMAP_FRAME_RGB

地図の枠と目盛を描くのに使われる色。赤/緑/青の 3 つについて、そ れぞれの要素を 0−255 の範囲で与えること。この色をケバ、格子、枠 のペンにも適用するには ’+’ を前に付けること [0/0/0] (黒)。

BASEMAP_TYPE

plain 又は fancy (交互に白と黒が現れる太い枠。角を丸くするに は + を前に付けること)のどちらかを選ぶこと[ fancy ]。いくつかの図 法(斜めメルカトル等)では、 fancy がデフォルトで設定されていても 、 plain が唯一の選択肢となる。一般に、 fancy は投影された x と y の方向が経度と緯度の方向に平行なときだけ適用される(長方形図法 、極図法等)。

CHAR_ENCODING

ファイル及びコマンドラインパラメータの文字列に使われる 8 ビット の文字セットの名前。これにより GMTPostScript の出力が図に正 し い 文 字 を 作 成 す ることを保証する。 Standard, Standard+, ISOLatin1, ISOLatin1+, 及び ISO-8859-x ( x は 1-10 又 は 13-15 の 範囲内)の中から選ぶこと。詳細は付録 F を参照 [ISOLatin1+ (又 は Standard+)] 。

COLOR_BACKGROUND

画像の背景に使われる色(すなわち、 z < カラーテーブルの最小値 の とき)。赤/緑/青の 3 つについて、それぞれの要素を 0−255 の範囲で 与えること [0/0/0] (黒)。

COLOR_FOREGROUND

画像の前景に使われる色(すなわち、 z > カラーテーブルの最大値 の とき)。赤/緑/青の 3 つについて、それぞれの要素を 0−255 の範囲で 与えること [255/255/255] (白)。

COLOR_IMAGE

ビットマップのカラー画像を変換するときに用いるオペレータを選 択 す る。一部の PostScript 解読ソフトウェアにはカラー画像のオペレ ータが用意されていないため、 GMT では 2 つの異なる選択肢を提 供 している。

adobe (Adobe のカラー画像定義。) [デフォルト]
tiles (画像をたくさんの長方形として描く。)

COLOR_MODEL

カ ラ ー パ レットファイルに含まれる値が RGB 値( 0-255 の範囲の r,g,b)か HSV 値( 0-360 の範囲の h 、 0-1 の範囲の s,v )か CMYK 値( 0-100% の範囲の c,m,y,k )か選択する。カラーパレットファイル の COLOR_MODEL 設定はこの設定を上書きする。内部では、直 接 rgb 値 で色の内挿を行っていて、これは予期しない色合いを与えることが あるが、直接 hsv で行う内挿ではより良く色合いが保持される。選択 し たカラーシステムでの内挿を強制するには "+" を前に付けること( CMYK システムには適用されない) [rgb] 。

COLOR_NAN

画像が定義されていない範囲に用いられる色 (すなわち z == NaN の 範囲)。赤/緑/青の 3 つについて、それぞれの要素を 0−255 の範囲で 与えること [128/128/128] (灰色)。

D_FORMAT

倍精度の浮動小数点数値を出力するときに使われる出力フォーマット( C 言 語 の printf の 文 法) 。 地 理 座 標 系 については、 OUTPUT_DEGREE_FORMAT を参照[ %g ]。

DEGREE_SYMBOL

地理地図の目盛の度記号を描画するのに使われる記号 を 決 め る 。 ring, degree, colon, 又は none の中から選ぶこと[ ring ]。

DOTS_PR_INCH

描画デバイスの解像度 (dpi) 。できるだけコンパクトにするために、 GMTPostScript 出力では整数フォーマットだけを使って、使用 す る 出力デバイスが何であるかにより解像度を設定するので注意するこ と。例えば、 300 を用いて出力を Linotype 300 写真植字 機 (2470 dpi) に送っても解像度を大きくする利点は無い (すなわち、ページ上 の位置決めと線の太さは 1/300 インチ刻みでしか行われない。もちろ ん、文字はより滑らかに見える) [300] 。

ELLIPSOID

地 図の図法に用いる(大文字・小文字の区別がある)回転楕円体の名前 [WGS-84] 。以下の中から選ぶこと。

WGS-84 1984 世界測地系 [デフォルト]
OSU91A 1991 オハイオ州立大学
OSU86F 1986 オハイオ州立大学
Engelis 1985 ゴダード地球モデル
SGS-85 1985 ソビエト測地系
MERIT-83 1983 米国海軍観測所
GRS-80 1980 国際標準測地系
Hughes-1980 1980 Hughes Aircraft 社の DMSP SSM/I グリッド プロダクト用
Lerch 1979 ジオイドモデリング用
ATS77 1977 カナダ湾岸州の平均地球システム
IAG-75 1975 国際測地学協会
Indonesian 1974 インドネシアに適用する
WGS-72 1972 世界測地系
NWL-10D 1972 海軍兵器研究所( WGS-72 と同じ)
South-American 1969 南米に適用する
Fischer-1968 1968 NASA のマーキュリー計画で使用された
Modified-Mercury-1968 1968 Fischer-1968 と同じ
GRS-67 1967 国際標準測地系
International-1967 1967 世界中で使用
WGS-66 1966 世界測地系
NWL-9D 1966 海軍兵器研究所( WGS-66 と同じ)
Australian 1965 オーストラリアに適用する
APL4.9 1965 Appl. Physics
Kaula 1961 衛星追跡
Hough 1960 マーシャル諸島に適用する
WGS-60 1960 世界測地系
Fischer-1960 1960 NASA のマーキュリー計画で使用された
Mercury-1960 1960 Fischer-1960 と同じ
Modified-Fischer-1960 1960 シンガポールに適用する
Fischer-1960-SouthAsia 1960 Modified-Fischer-1960 と同じ
Krassovsky 1940 (旧)ソ連で使用された
War-Office 1926 G. T. マッコウにより開発された
International-1924 1924 世界中で使用
Hayford-1909 1909 International 1924 と同じ
Helmert-1906 1906 エジプトに適用する
Clarke-1880 1880 アフリカの大部分、フランスに適用する
Clarke-1880-Arc1950 1880 Arc 1950 用に Clarke-1880 を改変
Clarke-1880-IGN 1880 IGN 用に Clarke-1880 を改変
Clarke-1880-Jamaica 1880 ジャマイカ用に Clarke-1880 を 改 変
Clarke-1880-Merchich 1880 Merchich 用に Clarke-1880 を改 変
Clarke-1880-Palestine 1880 パレスチナ用に Clarke-1880 を 改変
Andrae 1876 デンマークとアイスランドに適用する
Clarke-1866 1866 北米、フィリピンに適用する
Clarke-1866-Michigan 1866 ミシガン用に Clarke-1866 を改変
Struve 1860 フリードリッヒ・ゲオルク・ヴィルヘルム・シ ュ トルーベ
Clarke-1858 1858 クラークの初期の回転楕円体
Airy 1830 英国に適用する
Airy-Ireland 1830 1965 年のアイルランドに適用する
Modified-Airy 1830 Airy-Ireland と同じ
Bessel 1841 中央ヨーロッパ、チリ、インドネシアに適用する
Bessel-Schwazeck 1841 ナミビアに適用する
Bessel-Namibia 1841 Bessel-Schwazeck と同じ
Bessel-NGO1948 1841 NGO 1948 用に Bessel を改変
Everest 1830 インド、ビルマ、パキスタン、アフガニスタン、 タイ
Everest-1830-Kalianpur 1830 Kalianpur (1956) 用に Everest を改変
Everest-1830-Kertau 1830 Kertau, マレーシア及びシンガポー ル用に Everest を改変
Everest-1830-Timbalai 1830 Timbalai, Sabah Sarawak 用 に Everest を改変
Everest-1830-Pakistan 1830 パキスタン用に Everest を改変
Walbeck 1819 フィンランド人天文学者による第 1 最小自乗解
Plessis 1817 フランスで使われた古い回転楕円体
Delambre 1810 ベルギーに適用する
CPM 1799 フランス度量衡委員会
Maupertius 1738 フランスで使われた本当に古い回転楕円体
Sphere 1980 GRS-80 の平均半径(球殻/プレートテクトニクスへ の応用)

一部のグローバルな図法については、 GMT は実際に選んだ回転楕円体 によらず GRS-80 Sphere をデフォルトにすることがあるので注意。こ のようなときには警告が出される。ここに挙げられているのとは違 う 回転楕円体の名前が与えられると、 GMT はカレントディレクトリのこ の名前のファイルとして開こうとし、最初の行から回転楕円体の名 前 、年、長径 (m) 、短径 (m) 、及び扁平率 (f) を読み込もうとする。 これらのフィールドは(カンマでなく)空白で区切られていなければ な らない。このようにしてカスタムの回転楕円体(例えば他の惑星に使う もの)を使うことができる。負の扁平率は GMT が 2 つの半径から扁平 率を再計算することを意味する。

FIELD_DELIMITER

この設定は GMT によって書き出されるアスキー出力データの列を区切 る文字を決める。 tab, space, comma, 及び none の中から選ぶこ と [tab] 。

FRAME_PEN

dpi 又はポイント単位( p を付けること)の plain の地図の枠を描く のに使われるペンの太さ [1.25p] 。

FRAME_WIDTH

fancy の地図の枠の幅 (> 0) [0.2c (又は 0.075i)] 。

GLOBAL_X_SCALE

描画前に描画座標に適用されるグローバルな x のスケール(> 0) 。通 常は全体の出力を特定の高さ/幅に合わせるために使われる [1.0] 。

GLOBAL_Y_SCALE

同じ、ただし y 座標用 [1.0] 。

GRID_CROSS_SIZE_PRIMARY

経線と緯線の交点に描かれる格子の十字の大きさ (>= 0) 。 0 は代わ りに連続的な格子線を引くことを意味する [0] 。

GRID_PEN_PRIMARY

dpi 又はポイント単位( p を付けること)の格子線を描くのに使われる ペンの太さ [0.25p] 。

GRID_CROSS_SIZE_SECONDARY

第 2 の経線と緯線の交点に描かれる格子の十字の大きさ (>= 0) 。 0 は代わりに連続的な格子線を引くことを意味する [0] 。

GRID_FORMAT

オプションのスケール、オフセット及び無効値付きのグリッドのデ フ ォルトのファイルフォーマットで、 ff/scale/offset/invalid の形式 で書かれる。 2 文字のフォーマット指示詞は [bcnsr][bsifd] の中の 1 つ に なりうる。最初の文字はネイティブの GMT バイナリ、古い NetCDF フォーマット、 COARDS 規格の NetCDF 、 Surfer フォーマッ ト 又 は Sun ラスタフォーマットを示す。 2 番目の文字はそれぞれ byte, short, int, float 及び double を表す。 /invalid を省略 す る と与えられたフォーマットに対する適切な値が使われる (NaN 又は 最大の負の数)。 /scale/offset を省略すると、 /1.0/0.0 が使わ れ る [nf] 。

GRID_PEN_SECONDARY

dpi 又はポイント単位( p を付けること)の格子線を描くのに使われる ペンの太さ [0.5p] 。

GRIDFILE_SHORTHAND

もし TRUE なら、全てのグリッドファイルの名前を GMT テクニカルリ ファレンス & クックブックのセクション 4.17 で議論されているファ イルの拡張コードの短縮形を用いているかどうか検査 す る 。 も し FALSE なら、ファイル名の展開は行われない [FALSE] 。

HEADER_FONT

ヘ ッ ダ を 描 画するときに用いるフォント。利用可能なフォントは ANNOT_FONT_PRIMARY 参照 [Helvetica] 。

HEADER_FONT_SIZE

ポイント単位のヘッダのフォントサイズ (> 0) [36] 。

HEADER_OFFSET

軸の目盛の上端(又は軸のラベル、もしあれば)からヘッダの下端ま で の間隔 [0.5c (又は 0.1875i)] 。

HISTORY

も し TRUE なら、過去の共通なコマンドのオプションのヒストリを隠 しファイル .gmtcommands4 を通じて渡す [TRUE] 。

HSV_MIN_SATURATION

最小の負の強度の値に割り当てられる飽和最小値(0−1) [1.0] 。

HSV_MAX_SATURATION

最大の正の強度の値に割り当てられる飽和最大値(0−1) [0.1] 。

HSV_MIN_VALUE

最小の負の強度の値に割り当てられる最小値(0-1) [0.3] 。

HSV_MAX_VALUE

最大の正の強度の値に割り当てられる最大値(0-1) [1.0] 。

INPUT_CLOCK_FORMAT

入力される時刻文字列がどのようにフォーマットされているかを示 す テ ンプレートをフォーマットする。このテンプレートはデータフィー ルドの時刻文字列を読むガイドに使われる。 12 時間表記を正しく 解 読 するために、データ行に合わせて am 又は pm (又は大文字)を付け ること。例として、 hh:mm, hh:mm:ssAM 等を試してみよ [hh:mm:ss] 。

INPUT_DATE_FORMAT

入 力される日付文字列がどのようにフォーマットされているかを示す テンプレートをフォーマットする。このテンプレートはデータフィ ー ル ドの日付文字列を読むガイドに使われる。グレゴリオ暦フォーマッ ト又は ISO 週暦フォーマットのどちらかを指定することができる。グ レ ゴ リ オ 暦 では、 yyyy (又は 2 桁の年に対して yy とするなら Y2K_OFFSET_YEAR を参照)、 mm (又は現在の時刻言語の月の省略名 に 対 して o )、及び dd の任意の組合せを、区切り文字付き又は無しで 使うこと。通年日のデータについては、 mm や dd の代わりに jjj を 使うこと。例としては ddmmyyyy, yy-mm-dd, dd-o-yyyy, yyyy/dd/mm, yyyy-jjj 等となる。 ISO 週暦では、想定されるテン プ レ ー ト は yyyy[-]W[-]ww[-]d であり、ここで ww は ISO 週であり d は ISO 週 日である。どのテンプレートも矛盾があってはならない。例えば、 年 を 指 定 せずに月を指定することはできない。例としては yyyyWwwd, yyyy-Www 等となる [yyyy-mm-dd] 。

INTERPOLANT

様々なプログラムにおける 1 次元の内挿に用いるスキー ム を 直 線 (linear) 、秋間スプライン (akima) 、自然 3 次スプライン (cubic) から選ぶ [akima] 。

IO_HEADER

(* −H) 入出力のアスキーファイルにヘッダ行があるかないか指定する [FALSE] 。

N_HEADER_RECS

−H がオンになっているとき何行のヘッダ行があるか指定する [1] 。

LABEL_FONT

軸 の 下 に 描 画するラベルに使うフォント。利用可能なフォントは ANNOT_FONT_PRIMARY 参照 [Helvetica] 。

LABEL_FONT_SIZE

ポイント単位のラベルのフォントの大きさ (> 0) [24] 。

LABEL_OFFSET

軸目盛の下端から軸ラベルの上端までの間隔 [0.3c (又は 0.1125i)] 。

LINE_STEP

曲線を描くときの個々の線分の最大長 (> 0) を決める [0.025c (又は 0.01i)] 。

MAP_SCALE_FACTOR

領域の歪みを最小にするために、平射方位図法 [0.9996], UTM 図 法 [0.9996], 及び横メルカトル図法 [1] に使われるデフォルトの地図ス ケールのファクタ (> 0) を変更する。新しいスケールファクタを与え るかデフォルトのままとすること。

MAP_SCALE_HEIGHT

様 々 なプログラムで描かれる地図のスケールバーの地図上の高さ (> 0)を設定する [0.2c (又は 0.075i)] 。

MEASURE_UNIT

単位の長さを設定する。 cm, インチ, m, ポイントから選ぶこと [cm] 。印刷業界ではしばしば 1 ポイントを 1/72.27インチと定義されてい るが、 GMT では 1 ポイントを 1/72 インチと定義されていること に 注意( PostScript の定義)。世界標準の定義というものは無い。

N_COPIES

(* −c) 作成する図の枚数 [1] 。

OBLIQUE_ANNOTATION

この整数は 6 ビットのフラグの和である (これらの多くは斜め投影に のみ関連する)。ビット 1 が設定されると (1) 、格子線が地図の枠と 交 わる点に目盛が描画され、設定されなければ経度は上下の枠だけに 描画され、緯度は左右の枠だけに描画される。ビット 2 が設定される と (2) 、経度の目盛が水平に描画される。ビット 3 が設定されると (4) 、緯度の目盛が水平に描画される。ビット 4 が設定されると (8) 、斜めのケバが指定した tick_length に等しい投影になるように延ば される。ビット 5 が設定されると (16) 、ケバが格子線の角度によら ず枠に垂直に描かれる。ビット 6 が設定されると (32) 、緯度の目盛 が枠に平行に描画される。これらの組合せを設定するには、丸括弧 の 値を合算すること [1] 。

OUTPUT_CLOCK_FORMAT

出 力される時刻文字列をどのようにフォーマットするかを示すテンプ レートをフォーマットする。このテンプレートはデータフィールド の 時 刻文字列を書き出すガイドに使われる。最小単位(例えば秒)に小 数点のフォーマットを使うには、小数点を指示しないとき、最小の 指 定 単位は最も近い整数に丸められる。 12 時間表記については、 am, AM, a.m., 又は A.M. を付けること ( GMT は pm については a|A を p|P に置換する)。テンプレートがハイフン (-) で始まるとき、整数 の各項目 (y,m,d) は先頭のゼロ無しで出力される(デフォルトでは 固 定 幅 フ ォ ー マ ッ ト を 使 う) 。例として、 hh:mm, hh.mm.ss, hh:mm:ss.xxxx, hha.m. 等を試してみよ [hh:mm:ss] 。

OUTPUT_DATE_FORMAT

出力される日付文字列をどのようにフォーマットするかを示すテン プ レ ートをフォーマットする。このテンプレートはデータフィールドの 日付文字列を書き出すガイドに使われる。グレゴリオ暦フォーマッ ト 又は ISO 週暦フォーマットのどちらかを指定することができる。グレ ゴリオ暦では、 yyyy (又は 2 桁の年に対して yy と す る な ら Y2K_OFFSET_YEAR を参照)、 mm (又は現在の時刻言語の月の省略名に 対して o )、及び dd の任意の組合せを、区切り文字付き又は無し で 使うこと。通年日のデータについては、 mm や dd の代わりに jjj を 使うこと。例 と し て は try yy/mm/dd, yyyy=jjj, dd-o-yyyy, dd-mm-yy, yy-mm 等となる。 ISO 週暦では、想定されるテンプレート は yyyy[-]W[-]ww[-]d であり、ここで ww は ISO 週であり d は ISO 週 日である。どのテンプレートも矛盾があってはならない。例えば、 年を指定せずに月を指定することはできない。例として は yyyyWww, yy-W-ww-d 等となる。テンプレートがハイフン (-) で始まるとき、整 数の各項目 (y,m,d) は先頭のゼロ無しで出力される(デフォルトで は 固定幅フォーマットを使う) [yyyy-mm-dd] 。

OUTPUT_DEGREE_FORMAT

出 力される地理座標をどのようにフォーマットするかを示すテンプレ ートをフォーマットする。このテンプレートはデータフィールドの 地 理 座 標 を書き出すガイドに使われる。このテンプレートは一般的に [+|-]D 又は [+|-]ddd[:mm[:ss]][.xxx][F] の形式である。様々な 項 目が以下の目的を持っている。

+ は 出 力経度が 0 から 360 までの範囲であることを意味する [-180/+180] 。
- は出力経度が -360 から 0 までの範囲であることを意 味 す る [-180/+180] 。
D 浮動小数点の度に D_FORMAT を使う。
ddd 固定フォーマットの整数の度。
: 区切り文字が使われる。
mm 固定フォーマットの整数の角度の分。
ss 固定フォーマットの整数の角度の秒。
F WESN の接尾辞を使う符号化記号

デフォルトは +D である。

PAGE_COLOR

画像の背景、すなわち紙の色を設定する。赤/緑/青の 3 つについて、 それぞれの要素を 0−255 の範囲で与えること [255/255/255] (白)。

PAGE_ORIENTATION

(* −P) ページの向きを設定する。 portrait 又は landscape から 選 ぶこと [landscape] 。

PAPER_MEDIA

現 在の描画用紙の物理的フォーマットを設定する [A4] 。以下のフォ ーマット(及びそのポイント単位のの幅と高さ)が認識される (追加 の 地 域 特 有 の フ ォ ー マ ットは $GMTHOME/share 又は ~/.gmt の gmtmedia.d ファイルで指定できる。詳細はそのファイルを参照)。

メディア 幅 高さ
A0 2380 3368
A1 1684 2380
A2 1190 1684
A3 842 1190
A4 595 842
A5 421 595
A6 297 421
A7 210 297
A8 148 210
A9 105 148
A10 74 105
B0 2836 4008
B1 2004 2836
B2 1418 2004
B3 1002 1418
B4 709 1002
B5 501 709
archA 648 864
archB 864 1296
archC 1296 1728
archD 1728 2592
archE 2592 3456
flsa 612 936
halfletter 396 612
note 540 720
letter 612 792
legal 612 1008
11x17 792 1224
ledger 1224 792

完全にカスタムのフォーマットについては(例えば大きなフォーマット の プロッタ) Custom_WxH を指定することもできる。ここで W 及び H はポイント単位であること。プリンタに用紙の手差しの要求を強制 す る には、 ’-’ をメディア名に付けること。例えば、 A3- とするとユ ーザは A3 用紙をプリンタの手差しスロットに挿入しなければなら な い 。 EPS ファイルを作成していることを示すには、 ’+’ をメディア 名に付けること。すると、 GMT はその大きさの Bounding Box を作ろ うとする [デフォルトの Bounding Box は用紙の大きさ]。

PLOT_CLOCK_FORMAT

描 画される時刻文字列をどのようにフォーマットするかを示すテンプ レートをフォーマットする。このテンプレートは画像の目盛の時刻 文 字 列 を フ ォ ー マ ッ ト す る ガ イ ド に 使 わ れる。詳細は OUTPUT_CLOCK_FORMAT を参照 [hh:mm:ss] 。

PLOT_DATE_FORMAT

描画される日付文字列をどのようにフォーマットするかを示すテン プ レ ートをフォーマットする。このテンプレートはデータフィールドの の日付文字列 を 描 画 す る ガ イ ド に 使 わ れ る 。 詳 細 は OUTPUT_DATE_FORMAT を参照。加えて、(月名を描画するために) mm の 代わりに単独の o を、 "Week ##" を描画するために W[-]ww の代 わ り に u を使うこともできる。これら両方の文字列は TIME_LANGUAGE の設定に影響される [yyyy-mm-dd] 。

PLOT_DEGREE_FORMAT

出力される地理座標をどのように描画するかを示すテンプレートを フ ォ ーマットする。このテンプレートはデータフィールドの地理座標を 描画するガイドに使われる。詳細は OUTPUT_DEGREE_FORMAT を参照 。 加えて、 A を付けて座標の絶対値を描画することもできる。デフォル トは +ddd:mm:ss である。全ての項目が目盛の間隔に依存して描画 さ れるわけではない。

POLAR_CAP

全 ての方位図法及び地理極が点として描画される少数の他図法 (ラン ベルト円錐図法、ハンメル図法、モルワイデ図法、正弦曲線図法、 フ ァ ン・デア・グリンテン図法) について極付近の格子線の出現を制御 する。 none (この場合は特別扱いしない) 又は pc_lat/pc_dlon のど ち ら か を 指 定 す る こ と 。 そ の 場合、普通の格子線は緯度 -pc_lat/+pc_lat の間にのみ描かれ、それ以上の緯度での格子線は(よ り粗いと思われる) pc_dlon の間隔で配置される。 2 つの領域は緯度 pc_lat に描かれる小円で分離される [85/90] 。

PS_COLOR

色を指定したとき PostScript の出力が RGB, HSV, 又は CMYK のどれ を 使うかを決める [RGB] 。 HSV が選択されたとき画像には適用され ず RGB を使うので注意。

PS_IMAGE_COMPRESS

PostScript 画像の圧縮をランレングス符号化スキーム (rle), LZW 圧 縮 (lzw), 又は圧縮無し (none) のどれにするかを決める [none] 。

PS_IMAGE_FORMAT

PostScript で作られる画像がアスキーとバイナリのどちらを使うかを 決める。後者は少ないスペースしか使わず早く実行されるが一部の 、 特にシリアルポートのプリンタを詰まらせることがある。 ascii 又は bin を選択すること [ascii] 。

PS_LINE_CAP

線分の終端をどのように描くかを決める。パスの終端を越えた投影 の 無 い butt キャップ(デフォルト)、終点の周りに線幅に等しい直径の 半円を描く round キャップ、及び線幅に等しい半正方形がパスの終端 を越えて延びる square キャップの中から選ぶこと [butt] 。

PS_LINE_JOIN

線分のキンクの描き方を決める。 2 本の線分の外側の縁が角度をつけ て出合うまで延ばされる miter 結合 (画像の中では、角度が鋭すぎる と きは PS_MITER_LIMIT で設定された閾値により、斜角結合が代わり に使われる)、円弧がキンクの割れ目を埋めるために使われ る round 結 合、及びキンクが三角の形になるように切り落とされた留め継ぎの bevel 結合の中から選ぶこと [miter] 。

PS_MITER_LIMIT

マイター結合に使われる閾角度( 0-180 の範囲の整数)を設定する。 0 及び 180 はそれぞれ PostScript のデフォルト [11] 及び常に斜角を 使うことを示す特別なフラグ値である。他の値はマイターと斜角の 間 を決めるのに使われる鋭角として設定される。

PS_VERBOSE

TRUE のとき演算のロジックを説明するコメントを PostScript ファイ ルに出す。これらはファイルを編集して変更するときに有用である 。 必要が無ければ FALSE に設定して多少小さな PostScript ファイルに することができる [FALSE] 。

TICK_LENGTH

ケバの長さ。普通、ケバは地図の枠の外側に描かれる。内側にケバ を 描くには、負の tick_length を使うこと [0.2c (又は 0.075i)] 。

TICK_PEN

dpi 又はポイント単位( p を付けること)のケバに使われるペンの太さ [0.5p] 。

TIME_FORMAT_PRIMARY

どのように第 1 の月、週、曜日名をフォーマットするか制御す る 。 full, abbreviated, 及び character の中から選ぶこと。先頭の f, a, 又は c を F, A, 及び C で置換すると全ての目盛が大文字にな る 。

TIME_FORMAT_SECONDARY

ど の ように第 2 の月、週、曜日名をフォーマットするか制御する。 full, abbreviated, 及び character の中から選ぶこと。先頭 の f, a, 又は c を F, A, 及び C で置換すると全ての目盛が大文字になる 。

TIME_EPOCH

TIME_SYSTEM を OTHER に設定するときはこのパラメータも指定するこ と 。 こ れ は yyyy-mm-ddT[hh:mm:ss] ( グ レ ゴ リ オ) 又は yyyy-Www-ddT[hh:mm:ss] (ISO) の形式の文字列であり、相対的な時間 単位( TIME_UNIT 参照)の原点(ゼロ点)の日時の値を示す。

TIME_IS_INTERVAL

入 力された日付データを切り詰めて適切な期間の間に調整する必要の あるときに使われる。以下の議論では、単位 u は (y 年、 o 月、 u ISO 週、 d 日、 h 時、 m 分、及び c 秒) の時間単位の中の 1 つで ある。 TIME_IS_INTERVAL は以下の 3 つの値のどれかである 。 (1) OFF [デフォルト]。調整はせず、時間は与えられた通りに解釈される 。 (2) +nu 。前の n 単位の全部の数を切り詰め、続く期間の中央 に 時 間を移動することにより入力に対する内部調整を有効にする。 (3) -nu 。同じだが、時間を前の期間の中央に移動 す る 。 例 え ば 、 TIME_IS_INTERVAL = +1o とすると、 1999-12 のような入力データの 文字列は 1999-12-15T12:00:00.0 ( 12 月のちょうど中央)を意味する と 解釈され、一方 TIME_IS_INTERVAL = OFF とすると、そのデータは 1999-12-1T00:00:00.0 ( 12 月の始まり)を意味すると解釈される。

TIME_INTERVAL_FRACTION

軸の開始及び終了の部分期間に目盛を付けるか決める。部分期間の 範 囲 が通常の期間の長さの指定された比率を超えたら、部分期間の中央 に目盛を付ける [0.5] 。

TIME_LANGUAGE

月や日のような暦の項目を描画するときに使う言語。以下から選ぶ こ と。
BR ブラジル=ポルトガル語
CN1 中国語簡体字
CN2 中国語繁体字
DE ドイツ語
DK デンマーク語
EH バスク語
ES スペイン語
FI フィンランド語
FR フランス語
GR ギリシャ語
HU ハンガリー語
IE アイルランド語
IL ヘブライ語
IS アイスランド語
IT イタリア語
JP 日本語
NL オランダ語
NO ノルウェー語
PL ポーランド語
PT ポルトガル語
RU ロシア語
SE スウェーデン語
SG スコットランド=ゲール語
TO トンガ語
TR トルコ語
UK イギリス英語
US アメリカ英語

あ な た の 言 語 が サ ポ ー ト さ れ て い な い と き は 、 $GMTHOME/share/time/us.d ファイルを調べて同様のファイルを作成し てください。それを公式に入れるために GMT の開発者に提出してくだ さい。カスタム言語ファイルはディレクトリ $GMTHOME/share/time 又 は ~/.gmt に置くことができる。

TIME_SYSTEM

相 対時間が参照する時点及び単位を決める。以下の予め設定されたシ ステムから 1 つを選ぶこと。
JD ユリウス暦, -4713-11-25T12:00:00 d
MJD 改変ユリウス暦, 1858-11-27T00:00:00 d
J2000 2000-01-01T00:00:00 d
S1985 1985-01-01T00:00:00 c
UNIX 1970-01-01T00:00:00 c
RD0001 0001-01-01T00:00:00 c
RATA 0000-12-31T00:00:00 d
或いは OTHER を指定して独自の TIME_EPOCH 及び TIME_UNIT の設 定 を与えること [J2000] 。

TIME_UNIT

こ のパラメータは TIME_SYSTEM を OTHER に設定したときのみ有効で あり、相対時間のデータの単位を指定する。 y (年 - 全 て の 年 が 365.2425 日と仮定)、 o (月 - 全ての月が y/12 に等しいと仮定)、 d (日)、 h (時)、 m (分)、又は c (秒)の中から選ぶこと。

TIME_WEEK_START

週が時間軸に示されたとき、このパラメータはグレゴリオ暦につい て 週 の 最 初 の 日を決める ( ISO 週暦では常に週は月曜から始まる) [Monday (又は Sunday)] 。

UNIX_TIME

(* −U) UNIX システムのタイムスタンプを左下隅に描画するかどう か を指定する [FALSE] 。

UNIX_TIME_POS

現 在の図の左下隅に対する UNIX タイムスタンプの相対的な位置を設 定する [-2c/-2c (又は -0.75i/-0.75i)] 。

VECTOR_SHAPE

ベクトルの頭の形を決める。普通は(すなわち vector_shape = 0 のと き) 、頭は三角になるが、矢印 (1) 又は開いた V 字型 (2) に変える ことができる。中間の設定はその間のものを与える。負の値( -2 ま で)も許されている [0] 。

VERBOSE

(* −V) GMT のプログラムが実行時間の情報を表示するか黙って実行す るかを決める [FALSE] 。

X_AXIS_LENGTH

x 軸のデフォルトの長さ (> 0) を設定する [25c (又は 9i)] 。

Y_AXIS_LENGTH

y 軸のデフォルトの長さ (> 0) を設定する [15c (又は 6i)] 。

X_ORIGIN

(* −X) 新しい図に対する用紙の原点の x 座標を設定する [2.5c ( 又 は 1i)] 。上書きに対しては、デフォルトのオフセットは 0 になる。

Y_ORIGIN

(* −Y) 新しい図に対する用紙の原点の y 座標を設定する [2.5c ( 又 は 1i)] 。上書きに対しては、デフォルトのオフセットは 0 になる。

Y2K_OFFSET_YEAR

2 桁の年が 4 桁の年を表すのに使われるとき(様々な DATE_FORMAT を 参照)、 Y2K_OFFSET_YEAR は 100 年のシーケンスの中の最初の年を与 える。例えば、 Y2K_OFFSET_YEAR が 1729 のとき、 29 から 99 まで の 数字は 1729 から 1799 までに対応し、一方 00 から 28 までの数 字は 1800 から 1828 までに対応する [1950] 。

XY_TOGGLE

(* −:) 入出力ファイルの最初の 2 列に、予想されている(経度 、 緯 度) 又は (x,y) でなく、 (緯度、経度)又は (y,x) が含まれるときに 設定する。 FALSE は入力と出力の両方が (x,y) であることを意味 す る 。 TRUE は入力と出力の両方が (y,x) であることを意味する。 IN は入力だけが (y,x) であることを意味し、一方 OUT は出力 だ け が (y,x) であることを意味する [FALSE] 。

Y_AXIS_TYPE

y 軸の目盛を(線形図法に対して)水平に描画するか (hor_text) 垂直 にプロットするか (ver_text) 決める [hor_text] 。

ホームディレクトリの GMT のパラメータのデフォルトのコピーを得る。

gmtdefaults −D > ~/.gmtdefaults4

好みのテキストエディタを使ってこのファイルを編集して設定を変え た り 、 gmtset を使ってコマンドライン上で特定のパラメータを変更したりすることが できる。

バグ

間違えたパラメータについては GMT のデフォルトが使われる。

関連項目

GMT(l), gmtset(l)